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2008年11月

2008年11月29日 (土)

VIENNA VI Bosendorfer Imperial / Standard

VIENNA VI Bosendorfer Imperial / Standard が,
12月からさらに1万以上安くなり,27,000円台になるらしい。
また,迷ってしまうなぁ。

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2008年11月28日 (金)

ピアノ音源について

少し前に,どれがいいか少し迷っているというようなことを書いたが,
demo曲などを聴いた限りでは,やはりIvoly Italian Grandが,
最も自然で,よい音のように聞こえる。

クラシック曲でも,それ以外でも,最も聞きたいと思わせる音である。
たぶん,これを購入することになると思う。

Wiennaのピアノが,思ったよりよくなかったのは,意外だった。
あくまでdemo曲での判断だが,抜けが悪いというか,
どことなく不自然である。

それと比べて,Ivoly Italian Grandのdemo曲の
例えば,プロコフィエフのトッカータの音抜けの良さを比較してみると,
その違いは明らかだ。

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2008年11月27日 (木)

ポピュラーの研究

実際,研究などする必要もないのだが,
やはり,音楽の全体像を知っておきたいので,
簡単に。

まず,以下の音は,七の和音を使った和音進行である。
Stringsの全音符だけで,作られている。
この状態だと,クラシックぽく聞こえる。

「7th4.wma」をダウンロード

次に,ドラムセットを追加する。
今回は,SonikSynthを使った。
(ついでに,キーボードとしてオルガンも加えた。)
これだけで,完全にクラシックからは離れた。

「7th4b.wma」をダウンロード

さらに,今度は,メロディー的にギターを加える。
もはや,クラシックの面影は全くない。

「7th4c.wma」をダウンロード

クラシック(のようなもの)とポピュラー(のようなもの)を隔てているのは,
リズムと楽器であるということが,よく理解できると思う。

誤解されがちだが,複雑な和音進行をしているかどうか,とか
音楽理論を理解しているかどうか,
ということが,両者の違いでないことは明らかだ。

ほとんどの場合,どの楽器を使うか,ということが大きい。
もうずいぶん前(中学生の頃)になるが,
友人と,ビートルズのYesterday(ストリングスバージョン)は,
クラシックかどうか,議論したことがある。

友人も私も当時からクラシックに傾倒していたので,
クラシックなわけない,ということで最終的に意見が一致したが,
でも,今になって冷静に考えれば,
ドラムセットを使わず,エレキギターを使わず,歌もないそのバージョンでは,
クラシックといっても間違いではない。
クラシック風と表現した方がしっくりするが。

恐らく,自由な表現を用いたロマン派の音楽と言えるだろう。

さらに言うなら,ポピュラー音楽は,その音楽性だけで売っているわけではない。
それ以上に,かっこよさ(かわいらしさ),わかりやすさ(すぐに歌える)
などの要素のほうが大きい。

だから,音楽性など二の次でいいのだ。
それに対して,クラシック音楽は,常に音楽性(芸術性)が優先する。
20世紀以降,クラシック音楽がふるわないのは,その枷があるからに他ならない。
しかし,その枷を外してしまうと,ポピュラー音楽との境目がなくなる。
そして,その境目のないところで,曲を書いている人もたくさんいる。
ポピュラー界にとっては,それは貴重な財産となりうるが,
クラシック界の発展という観点に立てば,確かにほとんど意味のないことである。

ポピュラー音楽の中に,何らかの新しい音楽性が見いだせるなら,
喜んで,それをまねし,吸収し,さらなる音楽の発展に用いられるだろう。
残念ながら,ポピュラー音楽の中に,それはほとんどない。

いずれにしても,もし本当に音楽性の発展ということを考えるのであるなら,
既成の音楽的要素の中から探すのは,もはや無理と考えていいだろう。

そう考えたある人々は,例えば,鳥の鳴き声,虫の鳴き声,川のせせらぎ,
海の波の音など,音律ではないものがなぜ人間の耳に心地よく響くのか,
を研究し,それを音楽の中に取り入れたり,その生音を使ったりして,
新しいものを探そうとしてきた。

今や,音響技術の発達により,それらの多くが実際に活用されている。
それでも,何か新しいものが生まれたわけではなく,
単に,音楽と共存できるということが証明されたに過ぎない。

映像と音楽を結びつけることも行なわれてきた。
今は,それが音楽産業の中心になっている感があるくらい,
当たり前に行なわれていることである。
しかし,音楽性を低めることはあっても,それを高めることはできていない。

ほかにも,脳波の研究やら,心理学の研究,社会行動学の研究と絡めて,
音楽が用いられ,学術的に音楽を発展させる試みもなされてきた。
しかし,過去の音楽に関してなら,なんらかの成果があるものの,
新しい音楽への発展という観点では,全くむなしい結果に終わっている。

そう考えると,これからできることは,今まで存在してきたものの応用,
つまりパターンを変えるなどの小手先の技術に頼るしかないのかもしれない。

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2008年11月23日 (日)

ピアノ音源の購入を検討

最近,ピアノ音源が欲しくなっている。
というのは,pienoteqの音がとても気に入ってしまったのと,
MiroslavやSonik Synth,Snmpletankに入っているピアノは,
ほとんど使い物にならないくらいひどいからだ。

しかし,いろいろさがしてみると,
pianoteqにこだわらなくても良さそうな気配がある。
以下の五つの音源が今のところ候補である。

1.Ivory Italian Grand

2.NativeInstruments AKOUSTIK PIANO

3.ART VISTA  VIRTUAL GRAND PIANO 2.0

4.Wienna VI BOSENDORFER IMPERIAL / STANDARD

5.Pianoteq

1.が本命である。
価格帯,デモ曲,評判などから判断した。
しかし,実際に購入するかどうかはわからない。
キーと合わせて,3万弱である。

2.は,ほとんど1.の対抗馬のような感じである。
音色はこちらのほうの種類が多いが,エンジンは,Ivoryのほうが魅力的である。

3.は,Kontakt player仕様なので,Sibeliusとの相性が良さそうだ。
一番安いというのも魅力的である。ちょっと音質は落ちるが。
どちらかというと,ポピュラー系かもしれない。

4.は,天下のWiennaである。
最近の円高効果で,手の届く範囲になってきた。
3万円台で買える。
しかし,デモ曲を聴く限り,ちょっと物足りない気がする。
価格帯が同じPianoteqと音質が似ている。
そう考えると,ある意味,これが本当の音なのかもしれない。

5.は,これまで何度か触れてきた音源だが,
やはり,強く叩いたときの音がどうも貧弱に感じる。
それでも,midiキーボードで,音を出すとものすごく気持ちがいい。
本当にグランドピアノを弾いている錯覚に陥るくらいだ。

購入するとすれば,12月。
もう少し悩む楽しみを味わおうと思う。

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2008年11月17日 (月)

以前の曲の録り直し

音源が充実してきたので,以前作った曲の手直しを少しずつ進めている。

 

この曲は,それほど変化はないが,クラリネットの音とエフェクトが変わっている。
結構,好きな曲だったりするので,作り直しやすかったということもあり,
とりあえずアップしてみた。

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2008年11月 9日 (日)

もう一つの大きな買い物

どうしても我慢できなくて買ってしまったのが、実は、新しいパソコン。

今まで,Pentium4のCPUで何とかがんばっていたのであるが,
ソフト音源2台が限界ということもあり,とうとう新しいのを購入。

1年以上前の,いわゆる型落ちのものだが,なかなかたいしたもの。
ソフト音源3台使ってもびくともしない。
CPUは,AMD Athlon(TM) X2 6000 デュアルコア・プロセッサ
という現在出回っているものと比べれば,見劣りするものだが,
それでもすごい。
Studio ftnは,今まで,特にオーケストラ作品だと,
オーディオで再生しながらの作業は,ほとんど不可能だったが,
何の問題もなく動く。

Sibeliusの起動も早く,ソフト音源をたくさん使っても,ほとんど雑音がはいらない。
作曲時のストレスもかなり解消した。
何とかXPproプリインストールで8万円台。
現在のところ,買ってよかったと思う。

今日は一日,新しいパソコンの設定で時間をつぶしてしまった。

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もう少し,Pianoteqでの実験

以前,作った曲を録り直してみた。

 

クラリネットは,MiroslavをCSRで使っているが,Pianoteqには,CSRを掛けていない。
このリバーブを掛けてしまうと,かえって不自然になってしまうからである。
Pianoteqには,内蔵のリバーブを掛けるのが,最も自然のようだ。

少し堅めのピアノ音を使っている。
この曲に関しては,その方が雰囲気が出る。

ちなみに,この曲は,Studio ftnを使用しているが,
Pianoteqは,Studio ftnでも,Sibeliusでも使える。

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2008年11月 7日 (金)

pianoteq 試用版をダウンロード

Pianoteq の試用版がダウンロードできたので,早速使ってみた。

 

とても自然な音で,これが15MBの音源だとは思えない。
ペダルもきちんと反応するし,ベロシティもしっかりしている。
細かい動きも自然な流れだし,強打が若干物足りないのを除けば,
すばらしいソフトである。

ついでながら,Sampletank と,Miroslav のピアノでも演奏させてみた。
Sampletank は,ちょっと無理があるけれども,Miroslavは,意外に良かった。
それでも,Pianoteq に比べたら,かなりアラが目立つ。

 

いよいよ欲しくなってしまった。
試用版は,七週間しか使えない。また,いくつかの音が出ないようになっている。
悩むなぁ。

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また欲しくなる音源を見つけてしまった

それは,Pianoteqというピアノ専用音源だが,たった15MBのVSTi音源だそうだ。

一つ一つの音をサンプリングする方式ではなく,
「弦、ハンマー、共鳴板、ペダルなど、ピアノの各部位のふるまいをモデリングすることによって音を生成する、
至上初のアコースティック・ピアノ・モデリング音源」
なのだそうで,
簡単に言うと,パソコンそのものをピアノにしてしまうという面白い発想の音源である。

デモ曲などを聴くと,本当に欲しくなるなぁ。
どうせ使いこなせないんだけど。

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2008年11月 5日 (水)

さらに

調子に乗って,今度は,Sibeliusを使って,少し本格的に作り直した。

何となくオープニングテーマ風にしてみた。何のオープニングかは知らないが。
Miroslav2台(Strings専用とほかの楽器用,合計21CH),Sonik Synth1台(10CH使用)。
和音進行は,極めて単純だが,いろんな音を使っているので,それなりに聞こえる。

Studio ftn から,Sibeliusへの変換は,結局,譜面をプリントアウトして,
Sibeliusに普通に打ち込むという方法を取った。

midiファイルに変換する方法もあるが,非常に不完全で,
かなり書き直さなければならないので,打ち込んだ方が楽だったりする。

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2008年11月 4日 (火)

何となく面白かったので

映画っぽい音の実験として作った曲(というか音)に終止を付けてみた。

ギリギリ1Mを超えてしまったので,フォルダから,ファイルを添付した。
こんな感じだよなぁ,というものなので,
実際にはもっと微妙な調整や響かせ方などあるのだろうし,
ずっと凝っていると思うが,音の解明の一助に,ということで。

簡単に種明かし,と言うか,どのような構成になっているのかというと,
映画音楽(ハリウッド風の)らしさを出している張本人であるバスドラム系の音は,
Sonik Synthの数あるバスドラム・サンプリングの中からそれらしいもの八つを選び,
それを単純にミックスさせたもの。

だから,バスドラムは,八分音符,四分音符,二分音符を使ってたたいているが,
長さの違いで微妙に音が変化している。

オルガン風の音は,Sonik Synthのサンプルそのままで,弦はMiroslav,
ソロバイオリンもMiroslav。
ただし,あり得ないほど,ソロバイオリンが大音量である。

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2008年11月 3日 (月)

映画音楽っぽい音

あくまで物まねに過ぎないが,
シンセサイザーの音を使えば,映画音楽っぽい音も簡単に作れる,
ということで,作ってみた。

「20081103_jikken.wma」をダウンロード

Studio ftn/Sonik Synth/Miroslav/CSRで作成。

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2008年11月 2日 (日)

Stringsの違い

私は,MiroslavのStringsの音がとても好きである。
やはり,それには理由がある。
単に,本物らしく聞こえるというだけでなく,自然な息づかいが表現されているからだと思う。
逆に,それが独特の癖を作り出して,それが扱いにくい理由にもなっている。
しかし,それをうまく使えるようになると,ものすごく魅力的な音になる。

Sonik Synthや,Sanple TankのStringsもそれなりに工夫がしてあって,
面白い音ではあるが,やはり基本的に電子処理がきついので,
力強くはあるが,不満の残る音という,外部音源等で聞くStringsと同じような結果となる。
しかも,IK multimediaの特徴なのか,Stringsに関しては,Sonik Synthの音も癖がある。

以下の音で比較することができる。

以前に作った「黙想のための音楽 第14番 嬰ヘ短調」を使って,試してみた。
Sonik Synth版の音もそれなりにいいと思うが,やはりMiroslavに慣れてしまうと,
聞きにくい。

どちらも,Studio ftnを使用している。

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ある意味,禁断の選択

ずっとクラシカルな作曲を目指してきたわけだが,いろいろと学んで来るにつれ,
なるほど,と思うことが多い。

今までの先入観や固定概念により,真実が見えなかった部分もかなりあり,
それが少しずつ晴れてくるのを経験するのもまた面白い。

では,ここで,世間の誤解と思えるものをひとつ取り上げてみよう。

それは,音楽のジャンル分けに関するものである。

勘違いして欲しくないが,確実に音楽にはジャンルがあり,かなりの精度で振り分けられている。
しかし,その違いのほとんどはリズムと使用している楽器によるものが多く,
音楽そのものの違いはほとんどないと言っていい。

そして,いわゆる調性音楽か否かで分類すると,ほとんどが調性音楽になり,
無調音楽は非常にまれである。

このような状況を生み出した最大の要因は,平均律が世界的に用いられるようになったからで,
それゆえに,どんなでたらめな音ならびでも,たいていのことは許されてしまう。

しかし,その中で響きの良い音,そうでない音,
また心理的に受け入れられる音,そうでない音という選択がなされるようになる。
これは,いわゆる音楽理論とは別のもので,何でも許されるようになってから発生した考え方である。
もっとも,本来音楽理論というのは,平均律以前にその同じ意図で形成されていったものだ。
ある意味,平均律が,良くも悪くも,音楽理論の根底を変えてしまったことになる。

そして,もう一つ忘れてはならないのが,リズムの存在である。
なぜか,リズムは音楽理論にあまり縛られていなかったので,20世紀になって,大いに発展した。
西洋人は,和声に気を取られていたらしい。

そういう点を踏まえて言うなら,名曲とは何か,あるいは,よい音楽は何か,という疑問に対する答えは,
まず何を良い音楽の第一義とするかによって,変わってくる。
その答えの違いが,現代の様々なジャンルを生み,それぞれがそれぞれに受け入れられているわけだ。

確かに,まだ平均律が十分整っていなかった時代の考え方によれば,
いびつな音階ではなく,常に整った音階で,無理のない旋律進行を美しく感じるのは当然だろう。
しかし,それはあくまで,音階を中心に考えた話である。

そして,それが世界的標準なのかといえば,必ずしもそうではない。
リズムの多様性に魅力を感じる人もあり,また音色の移り変わりに魅力を感じる人もいる。
とはいえ,音階は人間の持つ恐らく先天的な芸術性の重要な部分を占めていることは間違いない。
(それは必ずしも長短調という音階に限るものではない。)

19世紀末から20世紀になって(平均律の力もあり)ようやく音階重視主義から解放された。
が,しかし,話はそれほど単純ではなく,数百年かけて研究され尽されてきた音階主義は,
強力なリズムの力を巻き込むことで,だれでも作れる音楽としての市民権を得た。

これが,クラシックからポピュラーまで幅広く繰り広げられている音楽の正体である。

さて,現代の作曲家たちは,恐らく,こうした歴史的背景の上に,さらに何らかのものを築き上げようとしている。
すごいことだと思う。
これ以上,何があるのか,と思ってしまうが,彼らの研究熱心には頭が下がる思いだ。

最近,私は,いわゆる生楽器だけではなく,電子音(シンセサイザーの音)を使うようにしている。
これは,ある意味,禁断の選択である。
というのは,普通,クラシカルな曲の場合,余程音の小さい楽器でない限り,
スピーカーを用いることは御法度とされているからである。
(だれが決めたのかは知らないが,恐らくイメージの問題だと思う。)

しかし,シンセサイザーを使うということは,スピーカーが不可欠であり,
最初から最後まで機械まみれの音となり,伝統的なクラシック音楽からすれば,言語道断な考え方だ。

とはいえ,シンセサイザーをクラシック音楽に,という考えは,まさに電子音が登場したときからあり,
最近初めてできた考えではない。
クラシック音楽に限らなければ,好き勝手に,縦横無尽に使われている。
ある程度,音ができ上がって,出力の手段さえ整っていれば,それを使うのは実に簡単で,
子供からお年寄りまで,だれでも簡単によい音が出せるのである。
それが同時に,芸術性(簡単にまねができない,の意)を失わせる一つの要因になるのであるが,
つまり,「良い音=芸術的な音」ではない,ということが言えるわけで,
そこが,今までクラシックが生き残ってきた理由の一つでもある。

しかし,それにより,シンセサイザーを一切否定してしまうというのも行き過ぎのような気がする。
どうやら,そう考えたのは私だけではないようで,いろいろと調べてみると,
現代の多くの才能のある作曲家たちは,いわゆる純クラシックな音楽の追究から方向転換しているらしい。
若い頃は,そういう音楽にあこがれていたものの,行き詰まりを感じ,
この新しい分野に乗り出して,それなりに成功を見ている,という作曲家も結構いるようだ。
(もちろん,そうでない作曲家もたくさんいるはずだが。)

実際,シンセサイザーを使うなら,楽器の制約を受けないので,より自由度が高まり,
言葉は悪いが,単純な和音進行やリズムでも,結構それなりの響きになってしまう。
音楽をあまり知らない人は,すごい音楽だ!と感動し,尊敬のまなざしを向ける。
なんか詐欺っぽくて,それだけで私は,嫌気がさしてくるのだが。

それでも,この音を使って「芸術的な」音楽を作ることも可能ではないか,と思い始めている。
シンセサイザーを大々的にクラシック音楽に取り入れないのは,その簡易性からで,
音色の問題ではないと,個人的には感じている。

それで,できる限りその簡易性に頼らず,音色の変化に重きを置くことで,
シンセサイザーの使用は,私の中ではギリギリ許される選択だと自分に言い聞かせている。
これが,禁断の選択の意味するところだ。

そして,DTMの時代,もはや,生楽器でさえ,かなり忠実に再現できるのだから,
その敷居はものすごく低くなったと言っていいだろう。
と同時に,生の音の価値も上がっていくだろうから,
いよいよ過去の音楽との格差が広がっていくのだろうな,という気もする。

しかし,生の楽器の新しい作品は見向きもされないというのも現状。
やはり,生とシンセのコラボかな,と考えている。

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Sample Tank 版

以前にProteusでアップした曲を,今度は,SampleTankで,録り直してみた。

フリーのSonikSynthもそうだったが,音に何となく品の良さを感じる。
もちろん,選択した音に依存しているのだが。

参考までに,Proteus版も添付しておく。

フリーの音源より,製品版のほうが軽く動作するように感じるのだが,気のせいだろうか。
また,Sibeliusも,思っていた以上に,動作そのものは軽く,音源を三台以上同時に使わない限り,
ほとんどストレスなく,オーディオで再生することができる。

ちなみに,この曲は,Studio ftnを使っている。

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2008年11月 1日 (土)

「秋の景色」完成

実際には,実験的に書いたに過ぎないが,完成させた。
というより,気力が続かなかったので,完成したことにした。

シンセ(Pan Flute含む),弦楽五部。
パソコンの壁紙にしてある紅葉の写真をイメージして作った。
イメージ通りとは言い難いが。

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意外に手間取っていたのだが

結構いい具合に進み始めた。

この曲は,川の流れを見ながら,物思いにふけっている様子を
情緒的に表現しようと書き始めたもので,
それはうまく表現できていないかもしれないが,
音の運びがスムーズになってきた。

ごく控えめに12音技法的な要素を使い,
結局,解決は,長短三和音になってしまうという感じ。
その繰り返しで進めていこうと思う。

シンセ,フルート,オーボエ,ハープ,ストリングス。

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こんな感じの曲も作ってみた

試行錯誤を繰り返している感じではあるが,とにかく使ってみて,
よければそのまま書き続ける,という感じである。

実際には,おそらく,そのままお蔵入りになってしまうと思う。
目標は,シンセと生楽器をうまく合わせること。

「20081101.wma」をダウンロード

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