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2009年5月29日 (金)

転調しないということは……

昨日書いた内容をもう少し発展させて考えると,
転調しない(一時転調含む)ということは,どういうことか,ということがわかる。

今まで何度も書いてきたことであるが,
和音進行さえしっかりしていれば,
旋律はその調の七つの音であれば,何でもよいのである。
でたらめでも,十分成り立つ。

その証拠に次のような旋律を作ってみた。

音階の上下を繰り返すだけの旋律である。
しかし,和音進行がしっかりしているので,旋律は単純だが,
何となく表情は出来ている。

作曲について,ほとんど何も知らないうちは,
旋律も和音の構成音を使わなければならないのではないだろうか,
と心配したが,全くそのようなことはないということがわかる。

使うべきなのは,その和音が属する音階の音である。
というより,それを使えば和音の構成音でなくても確実にうまくいく,ということである。
実際には,その和音が属さない音階を使っても,
うまくいくのだが,ちょっと注意が必要。その点については,また後日。

ということで,転調しないということは,
この内在する単純な旋律から脱却できないということであり,
自らを狭い世界に追い込むことである,という以前の考えを裏付けている。

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